WiMAXを申し込むところまで来ているけど、
クレードルが必要かどうか悩んでいませんか?
結論から先に伝えると、
まったく必要ありません!
なぜなら、クレードルがなくてもWiMAXはフル活用できるからです。
私は、いま使っている「W05」を申し込むときに、よく調べることもなく、
「なんとなくだけど必要っぽい」
という理由でクレードルも一緒に申込みました。
税込みで3,553円と、結構高いです。
クレードルそのものはプラスチックで軽くて、正直けっこう「ちゃちい」です。
このクレードルにWiMAX本体を挿して、LANケーブルで有線接続すると、
速度が上がる!
通信が安定する!
という情報があったのですが、
なくてもそんなに変わりませんでした。
「クレードルは100%必要ありませんよ!」
とは、言いませんが、基本的にはなくても困ることはありませんでした。
では、クレードルが「あるとき」と「ないとき」では、どんな違いがあるのでしょうか?
実際に検証しているので参考にしてください。
目次
通信速度の目安とは?
その前に、通信速度はどのくらいあれば快適にインターネットが楽しめるのか確認しておきましょう。
基本的に10Mbps前後出ていれば、高画質の動画も余裕で見れます。
また、30Mbps以上あればインターネットを使う上で不自由なことはありません。
かなり快適に使うことができます。
まずは、この通信速度の目安を覚えておきましょう。
クレードルなしの場合
まず、クレードルがない場合の通信速度を測ってみましょう。
計測したのは土曜日の昼過ぎで、どちらかというと回線が混んでいる時間帯です。
1回目 79.39Mbpss
2回目 68.92Mbps
3回目 62.64Mbps
4回目 87.28Mbps
5回目 73.30Mbps
だいたい、60代後半から80代後半の速度が出ているので、インターネットの通信速度としてはかなり高速です。
光回線でも実際に速度を測ると50Mbps~100Mbpsの間なので、比べても負けていません。
無線の回線でこの速度が出るのはかなり優秀です。
クレードルがある場合
次に、クレードルを使って速度を測ってみましょう。
同じく、計測したのは土曜日の昼過ぎです。
1回目 62.20Mbps
2回目 75.38Mbps
3回目 90.74Mbps
4回目 66.41Mbps
5回目 89.06Mbps
クレードルをつけても、ほとんど通信速度は変わりませんでした…。
平均して50Mbpsくらい速くなるなら、買って使った身としてもクレードルのおすすめポイントができるのですが、
クレードルがあってもなくても体感としても何も変化がない
ので、3,500円出してまで買う必要はなかったなぁと思っています。
50回測定してみた
ちなみに、5回では少ないと思い、あと45回ずつ測定して合計50回やりましたが、特に大きな差はありませんでした・・・。
疲れて写真はありませんが、記録はしてあるので参考にしてください。
回数 | クレードルなし (単位Mbps) | クレードルあり (単位Mbps) |
1 | 79.39 | 62.20 |
2 | 68.92 | 75.38 |
3 | 62.64 | 90.74 |
4 | 87.28 | 66.41 |
5 | 73.30 | 89.06 |
6 | 65.28 | 77.54 |
7 | 88.29 | 58.94 |
8 | 68.21 | 77.98 |
9 | 69.74 | 92.21 |
10 | 71.89 | 82.46 |
11 | 91.33 | 66.25 |
12 | 62.01 | 78.65 |
13 | 47.25 | 74.36 |
14 | 69.85 | 57.07 |
15 | 77.97 | 82.04 |
16 | 85.28 | 74.66 |
17 | 88.65 | 96.52 |
18 | 101.97 | 99.21 |
19 | 107.36 | 111.82 |
20 | 105.01 | 108.08 |
21 | 95.11 | 103.28 |
22 | 91.97 | 88.29 |
23 | 102.74 | 91.07 |
24 | 77.22 | 100.57 |
25 | 95.27 | 78.91 |
26 | 84.77 | 69.31 |
27 | 71.23 | 86.97 |
28 | 65.17 | 82.79 |
29 | 71.13 | 74.66 |
30 | 79.28 | 78.89 |
31 | 90.74 | 78.22 |
32 | 80.34 | 100.71 |
33 | 69.33 | 81.28 |
34 | 90.55 | 88.02 |
35 | 79.21 | 91.16 |
36 | 61.87 | 75.52 |
37 | 70.66 | 72.58 |
38 | 81.17 | 92.31 |
39 | 77.26 | 86.88 |
40 | 69.37 | 71.20 |
41 | 86.74 | 85.11 |
42 | 58.31 | 68.39 |
43 | 64.19 | 76.41 |
44 | 76.58 | 85.94 |
45 | 81.36 | 77.30 |
46 | 90.41 | 81.93 |
47 | 72.07 | 75.76 |
48 | 68.71 | 79.22 |
49 | 81.06 | 91.58 |
50 | 78.76 | 82.63 |
計測した速度にバラつきはありますが、「クレードルがないとき」と「クレードルがあるとき」に本当に大きな差は出ませんでした。
WiMAX本体だけでも、まったく問題なく活躍してくれます。
ちなみに、充電はクレードルがなくても付属している充電ケーブルだけでできるので安心してください。
ただ、どちらにしてもコンセントから充電しようと思ったら、iphoneなどを充電するときに使う「USBアダプタ」がついてないので、家にあるのを使うか100円均一やヨドバシカメラなどで安いやつを買う必要があります。
こんなのです。
と、クレードルが必要かどうかを検証してきましたが、
とりあえず必要ない
でまちがいありません。
いまのところ、私のクレードルはただの充電台になっています…。
もし、急にどうしても欲しくなったら3,000円前後でどこでも売っていますので、後から買うことをおすすめします。
WiMAXはクレードルがなくても、めちゃくちゃ快適にインターネットを楽しむことができるので安心してください。
本当におすすめできます。
おすすめの機種は?
今からWiMAXを申し込むなら5G対応の最新ルーターでまちがいありません。
なんと言っても通信速度は光回線と同じで、他の端末だと3日で10GBで制限がかかるところを、5Gルーターの場合は3日で15GBまで使うことができます。
デザインもまとまっていて持っているだけでテンションもあがります。
何よりいつもの通信環境がかなり快適になります。
5G対応ルーターは、これから本格的に広まっていって在庫が切れる可能性がありますので、機種が決まっているのであれば早めの申込みをおすすめします。
ただし、単純な好みではなくて、このふたつには、
大きなちがい
がいくつかあるので、自分の合っている方を選ぶ必要があります。
先に結論を伝えると、おすすめは完全に「5G X11」です。
何より最新機種で通信速度も「下り最大2.7Gbps」と光回線の2倍以上になります。
また、メーカーも日本のNECなので安心感があります。
それではくわしく紹介していきます。
ちがい① 通信速度
どちらの機種も通信速度は申し分ありませんが、最新の「5G X11」は最大で光回線の約2.7倍の通信速度になっております。
もちろん最大の通信速度なので、いつもこの速度が出るわけではありませんが、持ち歩きできるWi-Fiルーターとしてはダントツに速い端末になります。
また5Gはこれからどんどん整備されますが、まだの地域だと自動的に4Gにつながります。
それでも下り最大758Mbpsの速度が出て、これまでのWiMAX端末の2倍近くあるので、かなり快適にインターネットを楽しむことができます。
さらに「5G X11」は「Wi-Fi 6」という規格に対応しています。
「Wi-Fi 6」とは、すごくかんたんに言うと「Wi-Fi」の「6代目」です。
「Wi-Fi 5」とのちがいは、
・同時に多くの人が使っても遅くならない
・情報の処理速度がこれまでの約4倍~10倍なのでサクサク動く
・つまり動画・ゲームがさらに快適に遊べる
これから、もっとインターネット回線は本格的に「5G」がスタンダードになります。
「5G」のすごい情報量をサクサク処理するのが「Wi-Fi 6」になります。
その両方の機能がついている「5G X11」はこれから大きな強みと言えます。
いずれにしても、無線のWiMAX1台で理論値とはいえ光回線の通信速度を大幅に超える時代がこんなに早く来るとは思っていませんでした。
通勤・通学などの外出するときはもちろん、自宅でもインターネットに接続するときは、ぜひ光回線を超えた通信速度をフルに活用してみてください。
このインターネット環境を装備したモバイルルーターは、もちろんWiMAXの「5G X11」だけなので、とても価値があります。
ちがい② 接続台数
WiMAXは長い間、最大の接続台数がほぼ10台まででしたが「5G X11」は16台まで増えました。
「Galaxy 5G」はこれまでと同じ、最大で10台までとなります。
たとえば、一人暮らしだと正直そんなに使わないですが、ゲーム機はもちろん、これからもWi-Fiに対応している家電なども増えていくので、接続台数が多いと余裕があって安心して使えます。
これも大きなポイントです。
ちがい③ 電池持ち
ただし、電池持ちは「Galaxy 5G」の方が長いです
もし、WiMAXにいちばん求めるものが電池持ちであれば「Galaxy 5G」を選んでもいいかもしれません。
ただ「5G X11」も、9時間30分連続でインターネットに接続できるのでモバイルルーターの電池持ちとしては本当に充分です。
また、1回家を出ても、会社・学校・カフェなどで充電できる環境であれば再充電できますし、モバイルバッテリーがあるならそれでまったく問題ありません。
選び方としては、とにかく圧倒的に電池持ちを重視するなら「Galaxy 5G」、そうでないなら最新で最速の「5G X11」を選んでまちがいありません。
通信速度も速くバランスのとれた機種で、何より「5G」がこれから本格的にスタンダードになっていく上で「Wi-Fi 6」にも対応して長く安心して使っていけます。
どこで申し込むのがいい?WiMAXの契約ができるプロバイダは10社以上ありますが、どこで申し込んでもWiMAX自体の通信速度はまったく同じですので、一番安いところで申し込むのが得をすることになります。
ただし、プロバイダによって、月額料金、端末代、キャッシュバック金額、違約金などの金額が異なるため、単純に『月額×××円』と記載されていても、本当に安いのかは、しっかりと計算してみないと分かりません。プロバイダに記載されている『月額×××円』というのは、月額料金のみで、他にかかる料金(端末代や契約手数料など)を加味していないからです。
当サイトでは、各プロバイダで契約した場合にいくらかかるのかを、1年、2年、3年の期間で計算し、比較をしています。次の表がその結果です!
【2023年5月 WiMAX価格比較】
(※表は横スクロールできます。)
表を見てわかる通り、GMOとくとくBBが圧倒的に安いです。
他社インターネット回線からの切り替えの違約金等が20,000円以上の場合は、なんと40,000円のキャッシュバック!通常でも23,000円のキャッシュバックがあります。
とにかく安くWiMAXを使いたいという人は、GMOとくとくBBが断然おすすめです。
おすすめのプロバイダ解説
GMOとくとくBB

実質の月額料金が最も安いプロバイダです。
①23,000円のキャッシュバックと、②40,000円のキャッシュバックのキャンペーンを行っています。
このうち、②40,000円のキャッシュバックのキャンペーンは、今使用しているインターネット回線(WiMAXだけでなく、ADSL/光回線/ケーブルTV/モバイルWiFiなども含む)から乗り換える場合に、その違約金や端末代の残りの費用などの合計が20,000円以上の場合に、とくとくBBに申請すれば、キャッシュバックを受け取ることができます。
他のインターネットからの乗り換えでない場合も、①23,000円のキャッシュバックがありますので、非常にお得です。
ただし、このキャッシュバックを受け取るのを非常に忘れやすいので、カレンダーに登録する等して、必ずもらうようにしなければなりません。公式サイトの記載は次の通りです。
「WiMAX端末発送月を1ヶ月目として11ヶ月目に基本メールアドレス宛にキャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メールを送信し、ご登録があった翌月末日(営業日)にご指定の口座に振り込みます。基本メールアドレスはGMOとくとくBBの会員登録完了後に設置先住所にお送りする登録証に記載のメールアドレスとなります。」
つまり、11ヵ月目に、GMOとくとくBBのメールアドレス宛に、キャッシュバック申し込みの通知が送られますので、その通知をもとにキャッシュバックの受取り手続きをすることになります。
ここで大事なことは、よく使っている自分のメールアドレスではなく、GMOとくとくBBのメールアドレス宛に送られているということです。これは特に忘れやすいので、カレンダー登録するなどして、必ず受け取れるようにしましょう。
また、申し込み時には「安心サポート(330円/月)」と「Wi-Fi(公衆無線LAN)接続(398円/月)」のオプションに加入しなければなりませんが、これは申し込み後にすぐに解約できますので、最安値で使用したい方は、すぐに解約してもよいと思います。


ZEUS WiMAX(ゼウスワイマックス)
ZEUS WiMAXは実質の月額料金が2番目に安いプロバイダです。
①ギガ放題バリュープランと、②ギガ放題フリープランの2種類の契約プランがありますが、②のギガ放題フリープランには21,780円のキャッシュバックがないため、キャッシュバックのある①ギガ放題バリュープランがおすすめです。
また、21,780円キャッシュバックを受けるには申し込み時に「あんしんオプション(638円/月)」と「丸ごと安心パック(999円/月)」のオプション(どちらも2か月間は無料)に加入しなければなりませんが、これは申し込み後にすぐに解約できますので、最安値で使用したい方は、すぐに解約してもよいと思います。
支払方法は、クレジットカード以外にもコンビニ後払い(手数料330円/月)が可能ですので、クレジットカードを持っていない方にもおすすめできるプロバイダです。
Broad WiMAX(ブロードワイマックス)

Broad WiMAXのおおきな特徴は、とくとくBBと同様に、他社から乗り換えるときにかかる解約の違約金を最大19,000円キャッシュバックしてくれることです。
他社のWiMAXだけでなく、ADSL/光回線/ケーブルTV/モバイルWiFiなどもキャッシュバックの対象になります。
またキャッシュバックを受け取るには、「安心サポートプラス(605円/月)」と「My Broadサポート(998円/月)」のオプションへの加入が必要となりますが、これらも契約後すぐにオプションが解除できますので、不要な人はすぐに解除してもよいでしょう。
契約プランは、「ギガ放題バリュー」と「ギガ放題フリー」の2種類があります。ギガ放題バリューは24か月目までに解約すると3,883円の違約金がかかりますが、月額料金が安いです。一方、ギガ放題フリーは、途中契約解除の違約金はかかりませんが、月額料金が高めです。
短期間の1年程度の利用の場合は、ギガ放題バリューの方が安くなるので、1年ぐらいの使用予定の方はギガ放題フリープラン、2年以上使用予定の方はギガ放題バリュープランにするとよいでしょう。

DTI WiMAX(ディーティーアイワイマックス)
DTI WiMAXは、キャッシュバックが21,780円と高額です。契約開始月を0ヵ月目として12か月目に「メルマネ送金通知メール」が届き、キャッシュバックの受取りが可能となります。
UQ WiMAX(ユーキューワイマックス)
UQ WiMAXでは端末代金が安く、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi/Speed Wi-Fi HOME 5G L11の場合は端末代が2円、Speed Wi-Fi 5G X11/Speed Wi-Fi HOME 5G L12をの場合は端末代が5,940円と、他社に比べて大幅に安いのが特徴です。
さらに、①UQ WiMAX公式オンラインショップより対象機種をご購入し、クレジットカードでの月額料金支払い、②UQ mobile自宅セット割またはauスマートバリューに、2か月以内に申し込み、の①②の両方を満たした場合に次のキャッシュバックの受取りができます。
Speed Wi-Fi 5G X11/Speed Wi-Fi HOME 5G L12を購入の場合5,828円キャッシュバックです。
WiMAXの本家のため安心感もあり、端末代も安いという点ではおススメのプロバイダです。

BIGLOBE(ビッグローブ)
