大学にこれから入学する学生で、インターネット回線をどうしようか迷っている人はいませんか?
大学生協では、次のような学割でWIMAX(ワイマックス)の回線の契約ができるんです。
WiMAXには、学割のキャンペーンはほとんどありませんが、これは、DISモバイルというプロバイダが行っているアカデミック限定プランです。
ここでは、このDISモバイルの学割プランと、ほかのプロバイダのプランを比較して、どれが一番お得なのかをわかりやすく解説していきます。
目次
WiMAX(ワイマックス)って何?
はじめに、あまりよく知らない人のために、WiMAXについて簡単に説明します。
WiMAXはUQコミュニケーションという会社が提供している、インターネットに接続できる小型の通信機器(モバイルWi-Fi)のことを言います。
このモバイルWi-Fiは、WiMAX以外にもいろいろあるのですが、通信速度と料金の観点から、もっともWiMAXをおすすめしています。
また、WiMAXは、もっとも売れているモバイルWi-Fiでもあります。
累積契約数は2000万を超えており、現在もっとも使われているモバイルWi-Fiの通信機器です。
もう少し詳しく知りたい人は、↓の記事を見てみてください。

大学生協の学割プランとほかのプロバイダの比較
それでは、大学生協の学割プランを、ほかのプロバイダと比較してみましょう。
WiMAXのプロバイダは十数社以上あり、どこで契約してもWiMAX自体の性能は全くおなじですので、できるだけ料金の安いところで契約するのが一番得をします。
ここでは、「DISモバイルの大学生協学割プラン」と「GMOとくとくBB」「Broad WiMAX」「BIGLOBE」の料金を比較してみてみましょう。
大事な部分を解説していきます。
①実質月額料金
WiMAXの契約は、各種割引や契約年数がプロバイダ毎に違っており、横並びで料金を比較するために「実質月額料金」で、料金を比較してみます。
実質月額料金は、総額(={(基本月額)ー(月額割引額)}×契約年数+端末代金+登録手数料-キャッシュバック額)を契約月数で割った、一月当たりの平均支払い料金で計算しています。
この実質月額料金を見ると、最も安いのは「GMOとくとくBB」の3964円ということになりますので、DISモバイルの学割よりも一月当たりの平均支払い料金が安くなります。
②契約年数
DISモバイルの大学生協学割プランは契約年数が4年です。4年以内に解約するとどうなるかというと、解約違約金を払う必要があります。
解約違約金は、1~25ヵ月目で20,900円、26~49ヵ月目で10,450円と非常に高額です。
さらに4年という契約期間は非常に長く、通常のプロバイダでは、2年~3年の期間に設定しているのがほとんどです。
4年の間に、WiMAXの性能は大幅に上がりますが、契約期間が長いと最新機種に切り替えることができません。
最近のWiMAXの発売年月と簡単な性能の上昇を見てみましょう。
2017年に発売された「W04」は、下り最大通信速度が440Mbpsでした。4年後の2021年に発売された「5G X11」は、下り最大通信速度が2700Mbpsとなり、なんと6倍以上の通信速度です。
4年契約の「DISモバイル大学生協学割プラン」を契約すると、契約年数が長いために、通信速度の速い機種が出てきても、遅い通信速度の機種を使い続けなければなりません。
一方で、「GMOとくとくBB」の場合は、3年契約ですので、3年経過した時点で違約金なしで、ほかのプランの新しい機種に乗り換えることができます。
乗り換える時はまた3年契約なので、大学の4年間を超えてしまうと思うかもしれませんが、大学を卒業してもインターネット回線はあった方が便利ですし、WiMAXは引っ越しをしてもそのまま使用できますので、当サイトでは「GMOとくとくBB」で3年契約を終えてから乗り換えるのをおすすめしています。
どうしても4年間だけ使いたいという人は、「DISモバイル」の学割プランのほうがいいでしょう。
契約するにはクレジットカードが必要
「GMOとくとくBB」「DISモバイル」ともに、契約するにはクレジットカードが必要です。
まだ、クレジットカードを持っていない人向けに、大学生でも申込みやすい「三井住友カード(NL)」というカードを紹介します。
クレジットカードに番号が書かれておらず(ナンバーレス)、専用のVpassアプリで管理する安全なカードで、セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートのコンビニ3社とマクドナルドでの利用なら最大5%の還元が受けられます。
また、オンラインでカード発行ができるため、ネットで申し込んでから最短5分でカード番号を取得することができます。
公式ページはこちら⇒https://www.smbc-card.com/nyukai/card/numberless.jsp
いち
クレジットカードがどうしても作れない人は、↓の記事を参考にしてください。

契約するならどの機種がいい?
モバイルルーターとホームルーター
WiMAXには、持ち運びできるモバイルルーターと、据え置き型のホームルーターがあります。
モバイルルーターは小型で持ち運びができるので、家だけでなく、遊びに行くときもネット回線が使用できるので便利です。
一方、ホームルーターは、コンセントが必要な据え置き型ですが、電波が広い範囲に届き、安定しやすいという特徴があります。
学生の方におすすめなのは、完全にモバイルルーターです。
ホームルーターを選んで、急に外出先でネット接続が必要になっても、持ち運びすることができませんが、モバイルルーターならどこへでも持っていくことができます。
モバイルルーターの機種選び
今からWiMAXを申し込むなら5G対応の最新モバイルルーターでまちがいありません。
なんと言っても通信速度は光回線と同じで、5Gルーターの場合は3日で15GBまで使うことができます。2022年2月から3日で15GBを使用した時の通信速度制限がなくなり、より快適に使用できるようになりました。
デザインもまとまっていて持っているだけでテンションもあがります。
何よりいつもの通信環境がかなり快適になります。
5G対応ルーターは、これから本格的に広まっていって在庫が切れる可能性がありますので、機種が決まっているのであれば早めの申込みをおすすめします。
最新の5G対応モバイルルーターはふたつありますが、
単純な好みではなくて、このふたつには、
大きなちがい
がいくつかあるので、自分の合っている方を選ぶ必要があります。
先に結論を伝えると、おすすめは完全に「5G X11」です。
何より最新機種で通信速度も「下り最大2.7Gbps」と光回線の2倍以上になります。
また、メーカーも日本のNECなので安心感があります。
それではくわしく紹介していきます。
ちがい① 通信速度
どちらの機種も通信速度は申し分ありませんが、最新の「5G X11」は最大で光回線の約2.7倍の通信速度になっております。
もちろん最大の通信速度なので、いつもこの速度が出るわけではありませんが、持ち歩きできるWi-Fiルーターとしてはダントツに速い端末になります。
また5Gはこれからどんどん整備されますが、まだの地域だと自動的に4Gにつながります。
それでも下り最大758Mbpsの速度が出て、これまでのWiMAX端末の2倍近くあるので、かなり快適にインターネットを楽しむことができます。
さらに「5G X11」は「Wi-Fi 6」という規格に対応しています。
「Wi-Fi 6」とは、すごくかんたんに言うと「Wi-Fi」の「6代目」です。
「Wi-Fi 5」とのちがいは、
・同時に多くの人が使っても遅くならない
・情報の処理速度がこれまでの約4倍~10倍なのでサクサク動く
・つまり動画・ゲームがさらに快適に遊べる
これから、もっとインターネット回線は本格的に「5G」がスタンダードになります。
「5G」のすごい情報量をサクサク処理するのが「Wi-Fi 6」になります。
その両方の機能がついている「5G X11」はこれから大きな強みと言えます。
いずれにしても、無線のWiMAX1台で理論値とはいえ光回線の通信速度を大幅に超える時代がこんなに早く来るとは思っていませんでした。
通勤・通学などの外出するときはもちろん、自宅でもインターネットに接続するときは、ぜひ光回線を超えた通信速度をフルに活用してみてください。
このインターネット環境を装備したモバイルルーターは、もちろんWiMAXの「5G X11」だけなので、とても価値があります。
ちがい② 接続台数
WiMAXは長い間、最大の接続台数がほぼ10台まででしたが「5G X11」は16台まで増えました。
「Galaxy 5G」はこれまでと同じ、最大で10台までとなります。
たとえば、一人暮らしだと正直そんなに使わないですが、ゲーム機はもちろん、これからもWi-Fiに対応している家電なども増えていくので、接続台数が多いと余裕があって安心して使えます。
これも大きなポイントです。
ちがい③ 電池持ち
ただし、電池持ちは「Galaxy 5G」の方が長いです
もし、WiMAXにいちばん求めるものが電池持ちであれば「Galaxy 5G」を選んでもいいかもしれません。
ただ「5G X11」も、9時間30分連続でインターネットに接続できるのでモバイルルーターの電池持ちとしては本当に充分です。
また、1回家を出ても、会社・学校・カフェなどで充電できる環境であれば再充電できますし、モバイルバッテリーがあるならそれでまったく問題ありません。
選び方としては、とにかく圧倒的に電池持ちを重視するなら「Galaxy 5G」、そうでないなら最新で最速の「5G X11」を選んでまちがいありません。
通信速度も速くバランスのとれた機種で、何より「5G」がこれから本格的にスタンダードになっていく上で「Wi-Fi 6」にも対応して長く安心して使っていけます。
まとめ
- 大学生協の「DISモバイル学割プラン」よりも、「GMOとくとくBB」の方が実質月額料金が安い。
- 「DISモバイル学割プラン」は4年契約、「GMOとくとくBB」は3年契約。使い続けるなら「GMOとくとくBB」で3年契約終了後に他に乗り換えるのが得。
- 学生なら持ち運びやしやすいモバイルルーターの「Speed Wi-Fi 5G X11」がおすすめ。

