最近よく聞く新しい通信技術「5G」ですが、WiMAXにはどう関係していくるか気になっている人も多いと思います。
ただ、「まだもう少し先の話だろうなー」と勝手に考えていたのですが、実はすでに「5G」の技術の一部が、横浜スタジアム・東京ドーム・京セラドームでサービスを開始させていたことがわかりました!
もっと、大々的に発表して!!!
やりますよーとか、その予定ですよー。ではなくて「もう始まってます」なので、しれっとすごいことをやっています。
どういうサービス内容なのか、具体的に見ていきましょう。
どんな技術なの?
その技術は「Massive MIMO(マッシブマイモ)」という5Gに関係するひとつの技術です。
Massiveは「大規模な」「大量の」という意味で、MIMOはすでにWiMAXに使われている通信技術で、かんたんに言うと色々なアンテナを同時に利用することによって、高速通信できるようにする技術です。
この技術で、今発売している最新機種の「W06」「HOME L02」は、理論値で光回線より速い1.2Gbpsの高速通信を実現しています。
つまり「Massive MIMO」は、「大規模」「大量」の「高速通信」という技術になります。
これまでは、少ないアンテナでみんなの回線を処理していたのですが、「Massive MIMO」は一人一人専用の回線があるようなものなので、人が密集するような場所でも通信速度が遅くなることはありません。
専用の道路ができるイメージなので、渋滞がおきることはなく、最高速度に近い通信速度を出すことも可能になります。
どう変わる?
この技術が、横浜スタジアム・東京ドーム・京セラドームの3万人~最大5万人規模が入る場所に導入されているので、プロ野球やコンサートなどでどれだけ人が密集しても、インターネットの回線が遅くなることもうありません。
再確認ですが、この「Massive MIMO」はすでにサービスが開始されていますので、WiMAXを持って行けば体感することができます。
また、5Gが本格的に始まる2020年以降では、こういうスタジアムでも大きなモニターだけではなく、超高速通信を利用して、タイムラグを出すことなくスマホやタブレットなどで好きな角度からスポーツやライブが見られるサービスが開始すると言われています。
5Gを利用した新しいサービスは、本当に楽しみです。
WiMAXはこれからもどんどん便利になっていきそうです。
おすすめの機種は?
今からWiMAXを申し込むなら5G対応の最新ルーターでまちがいありません。
なんと言っても通信速度は光回線と同じで、他の端末だと3日で10GBで制限がかかるところを、5Gルーターの場合は3日で15GBまで使うことができます。 デザインもまとまっていて持っているだけでテンションもあがります。 何よりいつもの通信環境がかなり快適になります。 5G対応ルーターは、これから本格的に広まっていって年末商戦までには在庫が切れる可能性がありますので、機種が決まっているのであれば早めの申込みをおすすめします。
ただし、単純な好みではなくて、このふたつには、
大きなちがい
がいくつかあるので、自分の合っている方を選ぶ必要があります。
先に結論を伝えると、おすすめは完全に「5G X11」です。
何より最新機種で通信速度も「下り最大2.7Gbps」と光回線の2倍以上になります。
また、メーカーも日本のNECなので安心感があります。
それではくわしく紹介していきます。
ちがい① 通信速度
どちらの機種も通信速度は申し分ありませんが、最新の「5G X11」は最大で光回線の約2.7倍の通信速度になっております。
もちろん最大の通信速度なので、いつもこの速度が出るわけではありませんが、持ち歩きできるWi-Fiルーターとしてはダントツに速い端末になります。
また5Gはこれからどんどん整備されますが、まだの地域だと自動的に4Gにつながります。
それでも下り最大758Mbpsの速度が出て、これまでのWiMAX端末の2倍近くあるので、かなり快適にインターネットを楽しむことができます。
さらに「5G X11」は「Wi-Fi 6」という規格に対応しています。
「Wi-Fi 6」とは、すごくかんたんに言うと「Wi-Fi」の「6代目」です。
「Wi-Fi 5」とのちがいは、
・同時に多くの人が使っても遅くならない
・情報の処理速度がこれまでの約4倍~10倍なのでサクサク動く
・つまり動画・ゲームがさらに快適に遊べる
これから、もっとインターネット回線は本格的に「5G」がスタンダードになります。
「5G」のすごい情報量をサクサク処理するのが「Wi-Fi 6」になります。
その両方の機能がついている「5G X11」はこれから大きな強みと言えます。
いずれにしても、無線のWiMAX1台で理論値とはいえ光回線の通信速度を大幅に超える時代がこんなに早く来るとは思っていませんでした。
通勤・通学などの外出するときはもちろん、自宅でもインターネットに接続するときは、ぜひ光回線を超えた通信速度をフルに活用してみてください。
このインターネット環境を装備したモバイルルーターは、もちろんWiMAXの「5G X11」だけなので、とても価値があります。
ちがい② 接続台数
WiMAXは長い間、最大の接続台数がほぼ10台まででしたが「5G X11」は16台まで増えました。
「Galaxy 5G」はこれまでと同じ、最大で10台までとなります。
たとえば、一人暮らしだと正直そんなに使わないですが、ゲーム機はもちろん、これからもWi-Fiに対応している家電なども増えていくので、接続台数が多いと余裕があって安心して使えます。
これも大きなポイントです。
ちがい③ 電池持ち
ただし、電池持ちは「Galaxy 5G」の方が長いです
もし、WiMAXにいちばん求めるものが電池持ちであれば「Galaxy 5G」を選んでもいいかもしれません。
ただ「5G X11」も、9時間30分連続でインターネットに接続できるのでモバイルルーターの電池持ちとしては本当に充分です。
また、1回家を出ても、会社・学校・カフェなどで充電できる環境であれば再充電できますし、モバイルバッテリーがあるならそれでまったく問題ありません。
選び方としては、とにかく圧倒的に電池持ちを重視するなら「Galaxy 5G」、そうでないなら最新で最速の「5G X11」を選んでまちがいありません。
通信速度も速くバランスのとれた機種で、何より「5G」がこれから本格的にスタンダードになっていく上で「Wi-Fi 6」にも対応して長く安心して使っていけます。
どこで申し込むのがいい?
新型コロナウイルスの影響を受け、リモートワークなどでWiMAX等の需要が急増しております。
そのため新規の受付を停止しているプロバイダもあるので、機種などが決まれば早めの申し込みがおすすめです。

WiMAXのプロバイダは20社以上ありますが、どこで申し込んでもWiMAX自体の速度はまったく同じですので、一番安いところで申し込むのが得をします。
WiMAXはプロバイダによって、基本月額や割引額、キャッシュバック額が異なっていますので、それらを加味した実質月額((「初期費用」+「端末代金」+「月額料金×契約期間」- 「キャッシュバックなど特典」)÷「契約期間」)を比較することで、どこが本当に安いのかがわかります。
20社以上のプロバイダを調べてみて、料金の面からおススメできるプロバイダは、次の3社しかありません。
本家の”UQ WiMAX”との比較表を次にまとめています。
【2022年5月 WiMAXプロバイダ別価格比較】
おすすめできるのは、
- 実質月額料金が最も安い!GMOとくとくBB!
- 他社の解約違約金を最大19,000円キャッシュバックしてくれる!BroadWiMAX!
- 途中解約の違約金が安い!BIGLOBE!
の3社です。
おすすめのプロバイダ
【1位】GMOとくとくBB
実質の月額料金が最も安いプロバイダです。
14,000円のキャッシュバックがもらえ、さらに他では分割で支払うことが多い「端末代金」も無料です。
ちなみに5Gのキャッシュバックはいつまでやっているかわからないので、決まれば早めの申込みがおすすめです。
さらに、他社から乗り換えで違約金がかかる場合は、23、000円のキャッシュバックがついてきます(ただし、14,000円の通常のキャッシュバックとは併用できません)。
この場合は、通常のキャッシュバックよりも、最大9,000円もお得になります。

【2位】Broad WiMAX(ブロードワイマックス)
実質月額料金は「GMOとくとくBB」より少し高めですが、ここの特徴は、他社から乗り換えるときにかかる解約の違約金を最大19,000円キャッシュバックしてくれることです。
他社のWiMAXだけでなく、モバイルWi-Fiや光回線などもキャッシュバックの対象になります。
他社からの乗り換えを考えている人は、BroadWiMAXがおすすめです。

【3位】BIGLOBE(ビッグローブ)
BIGLOBEの特徴は、途中解約の違約金が非常に安く、1~12ヵ月目で1,100円、13ヵ月目以降は0円と、他社と比べて大幅に安くなっていることです。
「GMOとくとくBB」や「Broad WiMAX」では3年以内に解約すると10,000円以上の違約金がかかりますから、とても安いことが分かると思います。
3年も使わないかもしれない。。。という方は、解約の違約金が安い「BIGLOBE」がおすすめです。
