※この記事は「WiMAX2+」のLTEオプション(ハイスピードプラスエリアモード)の解説です。
最新の「WiMAX+5G」には、LTEオプションはありません。
2019年現在、WiMAXには使える電波が2種類あります。
WiMAX2+(以降WiMAXと省略)
と
au 4G LTE
です。
メインのWiMAXの電波は、発売されているすべての端末で使える電波です。
快適にWiMAXを使いこなせるように、この記事で自分にLTEオプションが必要かどうかを必ずわかるようにわかりやすく紹介していきます。
まずLTEオプションって?
LTEオプションをめちゃくちゃかんたんに言うと、
auのケータイ電話と同じ電波です。
WiMAXも、2019年現在では都市部での人口カバー率は99%、日本全体でも94%になっていますが、やはり人口カバー率ほぼ100%の「au」の電波にはなかなか勝てません。
この、「au 4G LTE」の電波をWiMAXを通して使って、インターネットにつなぐオプションを、
LTEオプション
と、いいます。
どんなときに使う??
LTEオプションの強みが出るのは「地下鉄」「地下街」です。
WiMAXも、「地下鉄」「地下街」には力を入れており、特に地下街に関しては問題なくつながるところが多いですし、地下鉄も今まさに広げているところなんですが、
これも、やはり今のところauの電波には勝てません。
毎日、地下鉄に乗る人や地下街で仕事をしている人などは、あると便利なオプションです。
もうひとつは、WiMAXでカバーしきれていない、かなりの山奥や小さい離島などでも、LTEオプションであれば、auの電波でネットにつなぐことができます。
LTEオプションは、あれば便利なところもありますが、
□月1,005円かかる
□7GBまでの容量制限がある
のデメリットがあります。
しかし、いちばんおそろしいデメリットは、もしLTEで7ギガを越えて速度制限になった場合、
WiMAXの方も道連れで速度制限に入るんです!
しかも、制限後の速度もLTEと同じ128Kbpsになります!!!!!
無料になる条件
LTEオプションが無料になる条件はこれです。
□3年しばりのプランに入ること
です。
ただし、3年しばりのプランは、1度契約すると3年間機種変更もできないので、絶対にLTEオプションが必要な人でないかぎりおすすめできません。
だいたいみんな2年で最新機種に変更するので、そんななか自分だけもう1年古い機種を使うのは、意外につらいです。
最近のWiMAXは新しい機種が出るごとに、おそろしく通信速度が上がっていたり、魅力的な機能も追加されているのでなおさらです。
あとよくあるのが、「無料だから~」といってちょっとLTEオプションを使って、そのままWiMAXに戻すのを忘れて気がつけば7GBを越えてしまった!!!
という悲劇もあるので、要注意です。
しかし、確実に毎月LTEオプションを使う予定のひと、絶対に7GBを超えないように通信量を管理できるひとであれば、この3年プランは価値があると思います。
ただし、しつこいようですが、黄色の線でも引いてあるように「道連れの速度制限」だけは気をつけてください!
結局、LTEオプションが必要なひと、必要ないひと。
【LTEオプションが必要なひと】
□1日で地下鉄に乗ってる時間が長いひと
□地下街で働いているひと
□山深い山間部へしょっちゅう行くひと
【LTEオプションは必要ないひと】
□上記にあてはまらないひと全員