気づけばWiMAXを使って5年目に入りました。
最初の2年くらいは、まだWiMAXの通信速度が遅かったので、光回線と同時並行で契約していましたが、通信速度がいっきに速くなった2016年くらいに「WiMAXだけでいけるな」と確信してからは、インターネット回線はWiMAX一本で生活しています。
家では固定回線の代わりとして使い、外では普通にモバイルルーターとして使いまくっているヘビーユーザーです。
たまに「WiMAXだけで大丈夫なの?」と聞かれますが
ふつうに大丈夫です。
WiMAXを使ってやっていることは、
・Webサイトの閲覧
・youtube、amazonプライムなどの動画視聴
・LINE、ツイッター、インスタグラムなどのSNS
・ニンテンドースイッチ、PS4などでオンラインでプレイ
を、基本的にはやっています。
ただし WiMAXには向いてない人もいるのも事実です。
そこで、WiMAX5年使ってきてわかったメリット・デメリットと、普段どんな感じで使っているかをまとめたので、いまWiMAXが気になっている人の参考にしてもらえればうれしいです。
目次
- WiMAXのデメリット
- 3日で10GBはどう?
- WiMAXに向いていない人
- WiMAXのメリット
- マンションの室内は使えるか?
- 固定回線の代わりになる?
- 実際の速度
- 新幹線は使えるか?
- ゲームはできる
- 3日で10ギガはどれくらい?
- 月の通信料の上限はホントにない?
- 空港では?
- テーマパークなどでは?
- いちばんギガ数を使うのは?
- 向いていない人とは?
- おすすめの機種は?
- ちがい① 通信速度
- ちがい② 接続台数
- ちがい③ 電池持ち
- どこで申し込むのがいい?WiMAXの契約ができるプロバイダは10社以上ありますが、どこで申し込んでもWiMAX自体の通信速度はまったく同じですので、一番安いところで申し込むのが得をすることになります。
- おすすめのプロバイダ解説
WiMAXのデメリット
WiMAXのデメリットは、
・地下と田舎はまだ弱い
・3日間で10GBの制限がある
この2つです。
地下は電波が弱い??
地下でも地下街であれば、全国だいたいどこでも電波が届きますが、地下鉄の走行中はやはり難しいです。
写真は大阪の「クリスタ長堀」という地下街ですが、アンテナは4本立っています。
また、わかりにくいですが、その地下街の奥の方にある洋食屋さん(欧風軒)の店内でも4本立っています。
こちらも大変わかりにくいですが、新宿の歌舞伎町近くの地下にある漫画喫茶です。
アンテナは4本立っています。
こんな感じで、地下街では「まったく使えない」という場所に遭遇したことはありません。
また、この写真は大阪の地下鉄御堂筋線の「梅田駅」ですが、地下鉄のホームも余裕で使えます。
ただし、地下鉄の車内は走り出してしばらくは普通に使えますが、
駅から離れると、電波は怪しくなってきます。
地下鉄の走行中はインターネットが使えないことはないですが、やはりアンテナ一本だと読み込む速度も遅いので、電波を携帯電話の「4G」に切り替えることもあります。
ただ、駅に近づくとまた電波を拾うので、そのままのことも多いですが地下鉄の走行中はWiMAXの電波は弱いので注意です。
田舎は使えるのか??
私の実家は、昼間の電車は1時間に1本で、最寄り駅までは車で15分かかるなかなかの田舎です。
この実家でWiMAXを使えるかというとギリギリ使えません。
まったくの圏外ではないのですが、アンテナが1本立ったり、2本立ったり、圏外になったりを繰り返すので、安定してインターネットにつなぐことができないのです。
ただ、最寄り駅まで行くと無人駅ですがアンテナが2本になったり4本になったりしますが普通に使えます。
もちろん、走行中も使えます。
次の無人駅に停車中(ボケていますが4本立ってます)
私の実家付近もそうですが、無人駅が多い路線だとしても、とにかく電車が走っている地域のところはWiMAXの電波が整備されているので、問題なく使えそうです。
ただし、山間部などの集落になると、まだまだほとんど使えないと思った方がいいです。
3日で10GBはどう?
WiMAXには、連続した3日間の通信料が10GBを超えると、次の日の夕方6時~深夜2時までの8時間は速度制限がかかって、youtubeの標準画質がなんとか見れるような速度になります。
私みたいな一般人だと、速度制限中でもamazonや楽天で買い物ができたり、スポーツニュースのサイトを見たりと、遅いながらもインターネットを楽しむことはできるのですが、仕事で画像の編集をしている人などは、絶対に速度制限にかかってはいけないので、そういう人はWiMAXには向いていません。
ちなみに、深夜3時~夕方6時までの16時間は、3日で10GBを超えても速度制限には絶対にかからない時間帯なので、朝から夕方までしかWiMAXを使わない人は速度制限とは無縁になります。
WiMAXに向いていない人
WiMAXに向いていない人は、
山間部などで公共の交通機関(バスや電車)がない地域の人
無人駅のようなところでも電車が走っているところは、まずWiMAXは使うことができます。
ただ、電車もバスもまったく見当たらないような地域だと、使えない可能性が高いです。
モバイルルーターのなかでは、WiMAXがダントツでエリアが広く、他のポケットWiFiもほぼ使えないので、引ける固定回線を引きましょう。
仕事でインターネットを使っている人
仕事で使っているといっても、営業の合間に何か調べ物をするとか、メールをやりとりするとかそういうのはまったく問題ないです。
ただ、仕事として映像を編集して大容量のデータを毎日何本も納品していたりすると、やはり3日で10GBは超える可能性も高いですし、株やFXのやりとりで数秒が命取りになるような取り引きをしている人もWiMAXはおすすめできません。
基本的には問題ありませんが、万が一のためです。
素直に光回線を引きましょう。
WiMAXのメリット
WiMAXの契約者数は、2018年に3100万台を超えました。
モバイルルーターの契約者数としては異例の数です。
ほんの少し前までは、インターネットと言えば固定回線を引くしかなかったのですが、WiMAXの登場でかなり身近なものになりました。
主なメリットは、
■工事が必要ない
■速度制限がゆるい
■エリアが広い
■通信速度が速い
■キャンペーンが豊富
です。
ひとつひとつ見ていきましょう。
工事が必要ない
WiMAXは、だいたい午後2時くらいまでに申し込めば次の日に届きます。
届いてSIMカードを本体に挿せば、すぐにWiFiが飛ぶので一瞬でインターネットにつなげることができます。
光回線のように、申し込んでから開通まで1,2ヶ月かかるようなことはありません。
このスピード感はかなりの強みです。
速度制限がゆるい
さっきも少し触れましたが、WiMAXには3日で10GBを超えると速度制限がかかります。
ただし、その中身はかなりゆるいのでほとんど気にしなくて良い内容になっています。
なぜなら、
■3日で10GBを使うのは結構大変
■速度制限の時間は夕方6時~深夜2時の8時間のみ
■制限中もyoutubeの標準画質は見れる
だからです。
そもそも、3日で10GB使おうとするとyoutubeの標準画質を1日平均18時間見る必要があります。
これを3日間続けなければいけないので実現可能な数字ではありません。
ただし、高画質(フルHD)で見ると、約3倍の通信量がかかりますのでこれは要注意です。
高画質で映画を2本見たりしたら、次の日を通信量を調整しましょう。
エリアが広い
WiMAXの人工カバー率は99%を超えています。
人がそれなりにいるようなところはまず大丈夫です。
ただし、過疎地のような地域はWiMAXのまだ基地局がまだ建っていない可能性があるので、必ずエリアを確認してください。
通信速度が速い
WiMAXの通信速度は、光回線を少し超えています。
光回線の通信速度は1Gbps(1000Mbps)ですが、WiMAXの最新機種「W06」は1.2Gbps(1237Mbps)です。
もちろん、最大での話なので、光回線と同じで実際にはこんな速度は出ませんが、モバイルルーターのポテンシャルとしてはかなり優秀です。
キャンペーンが豊富
WiMAXは販売しているところが多いので、それぞれがサービス内容を競争しています。
その中で、大きく分かると、
■数万円のキャッシュバックがある
■キャッシュバックはないけど月額が安い
この2つに分かれるので、自分でどのキャンペーンで申し込むか決めることができます。
おすすめは、
キャッシュバックなら、金額がダントツのGMOとくとくBB
月額が安いなら、最安値のBroadWiMAXです。

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マンションの室内は使えるか?
まずは自宅です。
たまに「WiMAXは建物が多いところに弱い」というカタログ的なスペックの記事を見ますが、たぶんその方はWiMAXを使ったことがない人です。
実際には問題なく使えます。
むしろ、めちゃくちゃ安定しています。
自宅は、写真の通り建物に囲まれたマンションですが、
窓を閉めてもアンテナは4本立っています。
もちろん、室内でもストレスを感じることはまずありません。
というより、むしろ周りに建物がたくさんあるような市街地だと、まずまちがいなくマンションでもホテルでも使えます。
私が出張で行った都市のオフィスやホテルで、WiMAXの電波が怪しいな思ったところは記憶にないです。
ちなみに主に出張に行くのは、バラバラですが、札幌・新宿・渋谷・立川・横浜・船橋・静岡・名古屋・姫路・岡山・広島・博多・那覇などです。
固定回線の代わりになる?
2年くらい光回線とWiMAXを同時に使っていましたが、この2つに通信速度の差は感じたことはありません。
WiMAXでも、充分固定回線の代わりになります。
ただし、自宅ではクレードルを使って、LANケーブルで有線接続させていました。
正直、速度が大幅に速くなる感覚はなかったですが、なんとなく通信が安定するような気がしてクレードルを使っていました。
実際には、有線と無線でほとんど違いはなかったので、クレードルはあってもなくてもいいと思います。
実際の速度
WiMAXの通信速度は、新しい機種の「W06」だと最大1Gbps(1000Mbps)を超えたり、その前の私が使っている「W05」も最大758Mbpsとカタログ上ではなっていますが、実際に最大速度が出ることはまずありません。
これは、光回線を含んだすべてのインターネット回線がそうなんですが、「ベストエフォート型」と呼ばれるサービスで、引用すると、
ベストエフォート(best effort)は「最大限の努力をします」といった意味。というと、すごく頑張ってくれるような感じがするけど、実際は「提示している通信速度やサービスの質を保証できません。なるべく、その内容に近づくよう努力します」といった意味だ。しかし実際には、よくても 70~80%の速度になる。
となっています。
では、実際はどのくらいの速度がでるのでしょうか?
私が使った感じだと、WiMAXの場合は曜日とか時間でほとんど差はなく、実測値は40Mbpsd~100Mbpsの間で、いちばん多いのは70Mbpsくらいでした。
上の写真は、先ほどちょっと話に出たクレードルをつけた状態で計測しています。
ちなみに、下の写真はそのクレードルをとって無線で接続していますが、ほとんど速度に差はありません。
インターネットの通信速度は実際は「5Mbpss~10Mbps」くらい出れば充分なので、固定回線の代わりとしても余裕で使えます。

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新幹線は使えるか?
新幹線での移動中はまったく問題なく使えるのですが、私は東海道新幹線か山陽新幹線しか乗らないので、他の新幹線をよく乗る方は参考程度にしてもらえればと思います。
ただ、トンネルが多い地域を走行するときだけブツブツと切れます。
それ以外は新大阪~品川、新大阪~博多間ともに、快適にネットにつなぐことができています。
寝ていることも多いですが、どっちにしても長時間乗っているので、これは助かっています。
ゲームはできる
ニンテンドースイッチやプレイステーション3、4のゲームくらいなら余裕でできます。
この場合の「できる」というのは、対戦プレイや協力プレイです。
比較的、動きが激しいスプラトゥーンやスマブラ、モンハンも余裕です。
フォートナイトは息子が友人たちとオンラインで会話しながらやっていますが、回線が落ちることはまずありません。
ただ、一度マリオカートのダウンロード版を購入して、WiMAXで通信しているときに実際にダウンロードしたのですが5GB食いました。
これは、ちょっと焦ったのでそれ以来ソフトはダウンロード版はやめて、パッケージ版しか買っていません。
ちなみに、スマホゲームくらいのダウンロードだと、その100分1くらいの容量なので何の問題もありません。

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3日で10ギガはどれくらい?
マリオカートの5GBはびっくりしましたが、スイッチのソフト1本のようにすごく大きいデータをダウンロードをしない限り、基本的に3日で10GBを超えることは少ないです。
下の表は、パソコンでネットにつないでいるときの通信料です。
表を見ると、Webサイトを見るだけで、3日で10GBを超えるのは不可能です。
また、youtubeの標準画質で1日18時間までは見れるとありますが、実際は15時間だと思います。
それでも、1日15時間動画を見るのはかなり大変です。
ただし、現実的なのが高画質の動画を見たときです。
例えば、映画を1日に2本高画質で見ると、結構5時間40分(3.33GB)に近づきます。
しかし、あくまで連続した3日間で10GBなので、「あっ、使いすぎた!」という日があれば、次の日に多少調節すれば問題ありません。
ちなみに、わたしも年に2,3回10GBを超えて速度制限にかかることはありますが、
□制限は10GBを超えた次の日の夕方6時~深夜2時までだけ
□youtubeの標準画質ならなんとか見れる速度は出る
なので、いつもよりは確実に遅いですが、高画質の動画やゲーム以外ならどうにかなっています。
ちなみに、今日の夕方6時から速度制限がかかることが分かっていて、それでもその時間にどうしても見たい動画などがある場合は、夕方6時までは何があっても制限がかからないので、それまでにスマホやパソコンなどにダウンロードしておけば、制限中でも快適に見ることができます。
月の通信料の上限はホントにない?
WiMAXには3日で10GBの制限はありますが、月間の通信量の上限はありません。
たまに、「3日で10GBってことは、1日3.3GBで1ヶ月で最大99GBまでってことじゃん!!」という人がいますが、3日で10GBはあくまで連続した3日間での通信量なので、この計算は当てはまりません。
例えば、下の図のように「7GB⇒1GB⇒1.5GB」の繰り返しで、どうやっても10GBを超えない月があったすると、速度制限にかかることなく月に102GB使うことができます。
また、極端な例ですが、速度制限がない昼間に毎日10GB使って「毎日夕方6時~深夜2時は制限がかかっても大丈夫!」という人であれば、1ヶ月に300GB使うこともできます。
こんな感じで、WiMAXには3日で10GBの制限はありますが、月の通信量の上限はないので、かなり余裕を持って使うことができます。

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空港では?
時間をつぶすことの多い空港ですが、WiMAXの電波はどうでしょうか?
羽田空港(東京)と伊丹空港(羽田)で試してみました。
□羽田空港ロビー
□羽田空港 保安検査場後の待合スペース
□伊丹空港 ロビー
□伊丹空港 保安検査後の待合スペース
当たり前ですが、羽田空港も伊丹空港もエリア内なので普通に使えます。
保安検査が終わったあとの待合スペースでも、電波を制限されることなく使えるので仕事もできますし、動画などを見て時間もつぶすことができます。

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テーマパークなどでは?
甲子園やUSJでも使ってみましたが、どちらもエリア内なので問題なく使えます。
ユニバでは、アトラクションの待ち時間で子供たちに動画を見せたり、甲子園ではたまに中継を見ながら現地でも応援したりしています。
いちばんギガ数を使うのは?
私の経験のなかで、びっくりするほどギガ数を使ったのは、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)のソフトをダウンロードしたときでした(5GB)。
それ以外では、特に「えっ!こんなに使ったん!?」ということはありませんでした。
私はたまにパソコンでamazonプライムで映画を見るのですが、標準画質で見ると2時間で0.76GBしか使いません。
1日3本見ても3GBにもいきません。
もちろん、画質は問題ないです。
ただし、4Kの動画とかになると注意は必要です。
1時間で3GBほど使う可能性があります。
また、どんな動画サービスも「高画質」くらいであれば、ギガ数は気にすることはありませんが「超高画質」は一応注意した方がいいです。
それ以外は、youtubeを長時間見ても、スマホゲームや音楽をダウンロードしまくっても、3日で10GBを超えることはむずかしいです。
実際にWiMAXをスマホと家のパソコンにつなげて、2日間インターネットを使いまくっても2.48GBしか使っていません。
「とにかく映画が好きで1日1本は高画質で見る!」という人でも、まず大丈夫です。
そういう習慣はない。という人ならまちがいなく「3日で10GB」はほぼ関係ありません。
思い切り使いまくりましょう。

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向いていない人とは?
WiMAXに向いていない人は、
インターネットを仕事で使う人
仕事で1日中インターネットを使う人はWiMAXはおすすめできません。
通信速度などは問題ありませんが、やはり制限がかかると多少は仕事に支障が出る可能性があります。
エリアがギリギリな人
エリアがギリギリな場合、通信が安定しないことが多いです。
どうしても欲しいなら、どこで申し込んでも8日以内だとキャンセルできるので1回試してみましょう。
ただし、上の2つに当てはまらないなら、WiMAXは本当に便利なのでおすすめできます。
おすすめの機種は?
今からWiMAXを申し込むなら5G対応の最新ルーターでまちがいありません。
なんと言っても通信速度は光回線と同じで、他の端末だと3日で10GBで制限がかかるところを、5Gルーターの場合は3日で15GBまで使うことができます。 デザインもまとまっていて持っているだけでテンションもあがります。 何よりいつもの通信環境がかなり快適になります。 5G対応ルーターは、これから本格的に広まっていって年末商戦までには在庫が切れる可能性がありますので、機種が決まっているのであれば早めの申込みをおすすめします。
ただし、単純な好みではなくて、このふたつには、
大きなちがい
がいくつかあるので、自分の合っている方を選ぶ必要があります。
先に結論を伝えると、おすすめは完全に「5G X11」です。
何より最新機種で通信速度も「下り最大2.7Gbps」と光回線の2倍以上になります。
また、メーカーも日本のNECなので安心感があります。
それではくわしく紹介していきます。
ちがい① 通信速度
どちらの機種も通信速度は申し分ありませんが、最新の「5G X11」は最大で光回線の約2.7倍の通信速度になっております。
もちろん最大の通信速度なので、いつもこの速度が出るわけではありませんが、持ち歩きできるWi-Fiルーターとしてはダントツに速い端末になります。
また5Gはこれからどんどん整備されますが、まだの地域だと自動的に4Gにつながります。
それでも下り最大758Mbpsの速度が出て、これまでのWiMAX端末の2倍近くあるので、かなり快適にインターネットを楽しむことができます。
さらに「5G X11」は「Wi-Fi 6」という規格に対応しています。
「Wi-Fi 6」とは、すごくかんたんに言うと「Wi-Fi」の「6代目」です。
「Wi-Fi 5」とのちがいは、
・同時に多くの人が使っても遅くならない
・情報の処理速度がこれまでの約4倍~10倍なのでサクサク動く
・つまり動画・ゲームがさらに快適に遊べる
これから、もっとインターネット回線は本格的に「5G」がスタンダードになります。
「5G」のすごい情報量をサクサク処理するのが「Wi-Fi 6」になります。
その両方の機能がついている「5G X11」はこれから大きな強みと言えます。
いずれにしても、無線のWiMAX1台で理論値とはいえ光回線の通信速度を大幅に超える時代がこんなに早く来るとは思っていませんでした。
通勤・通学などの外出するときはもちろん、自宅でもインターネットに接続するときは、ぜひ光回線を超えた通信速度をフルに活用してみてください。
このインターネット環境を装備したモバイルルーターは、もちろんWiMAXの「5G X11」だけなので、とても価値があります。
ちがい② 接続台数
WiMAXは長い間、最大の接続台数がほぼ10台まででしたが「5G X11」は16台まで増えました。
「Galaxy 5G」はこれまでと同じ、最大で10台までとなります。
たとえば、一人暮らしだと正直そんなに使わないですが、ゲーム機はもちろん、これからもWi-Fiに対応している家電なども増えていくので、接続台数が多いと余裕があって安心して使えます。
これも大きなポイントです。
ちがい③ 電池持ち
ただし、電池持ちは「Galaxy 5G」の方が長いです
もし、WiMAXにいちばん求めるものが電池持ちであれば「Galaxy 5G」を選んでもいいかもしれません。
ただ「5G X11」も、9時間30分連続でインターネットに接続できるのでモバイルルーターの電池持ちとしては本当に充分です。
また、1回家を出ても、会社・学校・カフェなどで充電できる環境であれば再充電できますし、モバイルバッテリーがあるならそれでまったく問題ありません。
選び方としては、とにかく圧倒的に電池持ちを重視するなら「Galaxy 5G」、そうでないなら最新で最速の「5G X11」を選んでまちがいありません。
通信速度も速くバランスのとれた機種で、何より「5G」がこれから本格的にスタンダードになっていく上で「Wi-Fi 6」にも対応して長く安心して使っていけます。
どこで申し込むのがいい?WiMAXの契約ができるプロバイダは10社以上ありますが、どこで申し込んでもWiMAX自体の通信速度はまったく同じですので、一番安いところで申し込むのが得をすることになります。
ただし、プロバイダによって、月額料金、端末代、キャッシュバック金額、違約金などの金額が異なるため、単純に『月額×××円』と記載されていても、本当に安いのかは、しっかりと計算してみないと分かりません。プロバイダに記載されている『月額×××円』というのは、月額料金のみで、他にかかる料金(端末代や契約手数料など)を加味していないからです。
当サイトでは、各プロバイダで契約した場合にいくらかかるのかを、1年、2年、3年の期間で計算し、比較をしています。次の表がその結果です!
【2023年5月 WiMAX価格比較】
(※表は横スクロールできます。)
表を見てわかる通り、GMOとくとくBBが圧倒的に安いです。
他社インターネット回線からの切り替えの違約金等が20,000円以上の場合は、なんと40,000円のキャッシュバック!通常でも23,000円のキャッシュバックがあります。
とにかく安くWiMAXを使いたいという人は、GMOとくとくBBが断然おすすめです。
おすすめのプロバイダ解説
GMOとくとくBB

実質の月額料金が最も安いプロバイダです。
①23,000円のキャッシュバックと、②40,000円のキャッシュバックのキャンペーンを行っています。
このうち、②40,000円のキャッシュバックのキャンペーンは、今使用しているインターネット回線(WiMAXだけでなく、ADSL/光回線/ケーブルTV/モバイルWiFiなども含む)から乗り換える場合に、その違約金や端末代の残りの費用などの合計が20,000円以上の場合に、とくとくBBに申請すれば、キャッシュバックを受け取ることができます。
他のインターネットからの乗り換えでない場合も、①23,000円のキャッシュバックがありますので、非常にお得です。
ただし、このキャッシュバックを受け取るのを非常に忘れやすいので、カレンダーに登録する等して、必ずもらうようにしなければなりません。公式サイトの記載は次の通りです。
「WiMAX端末発送月を1ヶ月目として11ヶ月目に基本メールアドレス宛にキャッシュバック特典の振込に関するご指定口座確認のご案内メールを送信し、ご登録があった翌月末日(営業日)にご指定の口座に振り込みます。基本メールアドレスはGMOとくとくBBの会員登録完了後に設置先住所にお送りする登録証に記載のメールアドレスとなります。」
つまり、11ヵ月目に、GMOとくとくBBのメールアドレス宛に、キャッシュバック申し込みの通知が送られますので、その通知をもとにキャッシュバックの受取り手続きをすることになります。
ここで大事なことは、よく使っている自分のメールアドレスではなく、GMOとくとくBBのメールアドレス宛に送られているということです。これは特に忘れやすいので、カレンダー登録するなどして、必ず受け取れるようにしましょう。
また、申し込み時には「安心サポート(330円/月)」と「Wi-Fi(公衆無線LAN)接続(398円/月)」のオプションに加入しなければなりませんが、これは申し込み後にすぐに解約できますので、最安値で使用したい方は、すぐに解約してもよいと思います。


ZEUS WiMAX(ゼウスワイマックス)
ZEUS WiMAXは実質の月額料金が2番目に安いプロバイダです。
①ギガ放題バリュープランと、②ギガ放題フリープランの2種類の契約プランがありますが、②のギガ放題フリープランには21,780円のキャッシュバックがないため、キャッシュバックのある①ギガ放題バリュープランがおすすめです。
また、21,780円キャッシュバックを受けるには申し込み時に「あんしんオプション(638円/月)」と「丸ごと安心パック(999円/月)」のオプション(どちらも2か月間は無料)に加入しなければなりませんが、これは申し込み後にすぐに解約できますので、最安値で使用したい方は、すぐに解約してもよいと思います。
支払方法は、クレジットカード以外にもコンビニ後払い(手数料330円/月)が可能ですので、クレジットカードを持っていない方にもおすすめできるプロバイダです。
Broad WiMAX(ブロードワイマックス)

Broad WiMAXのおおきな特徴は、とくとくBBと同様に、他社から乗り換えるときにかかる解約の違約金を最大19,000円キャッシュバックしてくれることです。
他社のWiMAXだけでなく、ADSL/光回線/ケーブルTV/モバイルWiFiなどもキャッシュバックの対象になります。
またキャッシュバックを受け取るには、「安心サポートプラス(605円/月)」と「My Broadサポート(998円/月)」のオプションへの加入が必要となりますが、これらも契約後すぐにオプションが解除できますので、不要な人はすぐに解除してもよいでしょう。
契約プランは、「ギガ放題バリュー」と「ギガ放題フリー」の2種類があります。ギガ放題バリューは24か月目までに解約すると3,883円の違約金がかかりますが、月額料金が安いです。一方、ギガ放題フリーは、途中契約解除の違約金はかかりませんが、月額料金が高めです。
短期間の1年程度の利用の場合は、ギガ放題バリューの方が安くなるので、1年ぐらいの使用予定の方はギガ放題フリープラン、2年以上使用予定の方はギガ放題バリュープランにするとよいでしょう。

DTI WiMAX(ディーティーアイワイマックス)
DTI WiMAXは、キャッシュバックが21,780円と高額です。契約開始月を0ヵ月目として12か月目に「メルマネ送金通知メール」が届き、キャッシュバックの受取りが可能となります。
UQ WiMAX(ユーキューワイマックス)
UQ WiMAXでは端末代金が安く、Galaxy 5G Mobile Wi-Fi/Speed Wi-Fi HOME 5G L11の場合は端末代が2円、Speed Wi-Fi 5G X11/Speed Wi-Fi HOME 5G L12をの場合は端末代が5,940円と、他社に比べて大幅に安いのが特徴です。
さらに、①UQ WiMAX公式オンラインショップより対象機種をご購入し、クレジットカードでの月額料金支払い、②UQ mobile自宅セット割またはauスマートバリューに、2か月以内に申し込み、の①②の両方を満たした場合に次のキャッシュバックの受取りができます。
Speed Wi-Fi 5G X11/Speed Wi-Fi HOME 5G L12を購入の場合5,828円キャッシュバックです。
WiMAXの本家のため安心感もあり、端末代も安いという点ではおススメのプロバイダです。

BIGLOBE(ビッグローブ)
