WiMAXにしようかな?と思っているけれど、機種を「WX06」と「W06」でどっちにしたらいいか悩んでいませんか?
今からWiMAXを申し込むなら5G対応の最新ルーターでまちがいありません。
なんと言っても通信速度は光回線と同じで、他の端末だと3日で10GBで制限がかかるところを、5Gルーターの場合は3日で15GBまで使うことができます。
デザインもまとまっていて持っているだけでテンションもあがります。
何よりいつもの通信環境がかなり快適になります。
5G対応ルーターは、これから本格的に広まっていって年末商戦までには在庫が切れる可能性がありますので、機種が決まっているのであれば早めの申込みをおすすめします。
発売中の「WX06」との比較を参考にしてみてください。
「WX06」は2020年1月30日に発売された最新機種で、「W06」は現在いちばん売れている機種です。
機種名を見ると、新しい「WX06」は「W06」の進化版に思えるかもしれませんが、実はまったく関係ないそれぞれ違うメーカーから発売されているものなんです。
WiMAXは機種によって、通信速度や電池持ちなどの性能が大きく変わってくるため、デザインだけでなんとなく決めるともしかしたら後悔するかもしれません。
ここでは、大事なポイントにしぼって誰でも自分に合った機種を選べるように紹介していきます。
まずは結論から
おすすめは最新の「WX06」ではなく、今いちばん売れている「W06」です。
理由としては、まず最新の「WX06」ですが、前の「WX05」とデザイン以外スペックが何も変わっていなくて、ほぼおすすめできるポイントがないんです。。。
その上で、「W06」はインターネットの回線として最も大事な通信速度が「WX06」の2倍以上あり、光回線と同じかそれ以上の速度を出すことが可能です。
WX06⇒440Mbps
W06⇒⇒1.2Gbps(1200Mbps)
「迷っている時間がもったいない!とにかくおすすめ教えて!」という人には、間違いなく「W06」をおすすめします。
電池持ちもフル充電で約12時間、ネットにつなぐことができるので充分です。
(待ち受けではなく、ネットにつなげられる時間です【待ち受けは45時間】)
デザインも良く、とてもバランスがとれた使い勝手のいい機種に仕上がっています。
「機能どうこうよりとにかく新しい方がいい」という人でなければ、確実に「W06」がおすすめです。
それでは、ここからはさらに詳しくみていきましょう。
メーカーは?
「W06」と「WX06」は名前は似ていますが、そもそも作っているメーカーが全く別なんです。
W06⇒ファーエイ・ジャパン
WX06⇒NECプラットフォームズ
ファーエイ・ジャパンは、ずっとW01⇒W02⇒W03..と「W」シリーズを発売してきています。
NECプラットフォームズは同じように、WX01⇒WX02⇒WX03..と「WX」シリーズを発売しています。
特徴としては、ファーエイのWシリーズはいつも何か新しい機能だったり、通信速度が上がっていたりと、新機種が出る度に何か目玉があるイメージです。
NECの方も悪くはありませんが、どちらかと言うと会社で適当に支給されるようなイメージの機種が多いです。
また、今回の「WX06」のように、前と比べて特に目新しい機能とかがなくても、少しデザインなどを変えて、毎年1月に確実に発売されています。
W07って発売されるの?
じゃあ、ファーエイの「W07」はいつ出るのか?ということが気になってくると思いますが、実はファーエイから「W07」は出ません。
次の「W07」は実はすでにシャープから発売されています。
ただ、法人限定になるので会社と会社の契約でないと使うことはできません。
なので、個人では契約できない仕様になっています。
そして、最新機種というわけではなく、すでにドコモやソフトバンクで使われている機種「ポケットWiFi 809SH」とまったく同じものを名前を変えて「W07」として発売されているのです。
この機種は、どこで契約しても法人限定なので、外回りの多い営業マンがよく使っているような少しボテッとしたデザインで「重さ」もあります。
また通信速度も下り最大774Mbpsと、「WX06」の440Mbpsよりは速いものの、本来なら弟分であるはずの「W06」の1200Mbpsより4割ほど速度が落ちるので、ちょっと残念な感じの仕上がりです。。。
どちらにしても、個人では契約できないので関係ない人も多いとは思いますが、事実上WiMAXの最大速度は「W06」の1200Mbpsがここしばらくのあいだ最速になります。
そういう意味でも「W06」をおすすめしますが、この機種も在庫がなくなり次第、販売終了となります。
もし機種が決まっているなら早めの申し込みが良さそうです。
電池持ち
ただ、電池持ちは「WX06」が勝っています。
バッテリーの容量自体が「WX06」の方が多いので、だいたい2時間ほど差があります。
もし、職場や学校、またはカフェなど、1日の中で「1回も充電するチャンスがない!」という仕事をしている人や、そういう生活スタイルの人は電池持ちに強みがある「WX06」を検討してみてもいいかもしれません。
クレードルは必要か?
もし「WX06」にするなら、クレードルというアクセサリを買うかどうか決める必要があります。
クレードルとは、「WX06」本体を充電するプラスチックの台のようなものですが、おまけの機能として左右にちょっとしたアンテナを仕込んであります。
このクレードルを使うことによって「通信速度が少し上がりますよ」というおもしろいアクセサリにはなっているのですが、もともとが440Mbpsなので少し上がったところで実際に「おっ、早くなった!」と体感的に感じることはほぼありません。
何より、別売りで税込み3,603円するので、その投資の価値ははっきり言ってないです。
なので、もし機種を「WX06」にする場合でもクレードルを買う必要はありません。
万が一、後から欲しくなったとしてもクレードルだけを同じ値段でネットから買うことができます。
ちなみに「W06」には、クレードル自体がないのでどうするか選ぶ必要はありません。
W06だけのメリットとは?
通信速度が格段に速いだけではなく、W06だけのメリットが他にいくつかあるので確認しておきましょう。
高性能ハイモードアンテナ
この機能はこれまでのWiMAXが少し弱かったような場所(室内の奥の方の部屋)でも、しっかりとつながるように改良された感度の高いアンテナが中に入っています。
基地局からの電波を強くつかむようになっているので、どこにいても安定してネットにつなぐことができます。
TXビームフォーミング
基本的にWiMAXは360°均等に電波を飛ばしているのですが、W06にはビームフォーミングという機能がついています。
これは近くのスマホやタブレットなど、インターネットにつながる端末を自動的に場所を発見して、その端末を目がけて集中的に電波を飛ばすことができるので、さらに約20%通信速度が上がります。
スマホから操作できる
WiMAXはスマホとちがってカバンに入れっぱなしでスマホやパソコンなどにつなげていることも多いので、そもそも出し入れすることが少ないです。
カバンの中に入れっぱなしだったり、部屋のどこかに置きっぱなしだったりします。
ただ、ときどき通信速度を変えるとか、電池の残量を確認するなど、WiMAX本体のディスプレイを確認するときがあるのですが、W06はスマホからそういう状態を確認したり、設定を変更することもできます。
どちらかというと地味ですが、これもW06のみの機能です。
まとめ・機種のシンプルな選び方
「W06」と「WX06」の選び方はとてもシンプルで、
通信速度・つながりやすさを重視するなら⇒「W06」
電池持ちを最も重視するなら⇒「WX06」
本当にこれだけです。
ただ、「W06」も12時間近くはネットにつなぎっぱなしでも電池が持って、一般的な使い方をするなら本当に電池持ちも充分なので、悩むなら「W06」を確実におすすめします。
どこで申し込むのがいい?
新型コロナウイルスの影響を受け、リモートワークなどでWiMAX等の需要が急増しております。
そのため新規の受付を停止しているプロバイダもあるので、機種などが決まれば早めの申し込みがおすすめです。

WiMAXのプロバイダは20社以上ありますが、どこで申し込んでもWiMAX自体の速度はまったく同じですので、一番安いところで申し込むのが得をします。
WiMAXはプロバイダによって、基本月額や割引額、キャッシュバック額が異なっていますので、それらを加味した実質月額((「初期費用」+「端末代金」+「月額料金×契約期間」- 「キャッシュバックなど特典」)÷「契約期間」)を比較することで、どこが本当に安いのかがわかります。
20社以上のプロバイダを調べてみて、料金の面からおススメできるプロバイダは、次の3社しかありません。
本家の”UQ WiMAX”との比較表を次にまとめています。
【WiMAXプロバイダ別価格比較】
おすすめできるのは、
- 実質月額料金が最も安い!GMOとくとくBB!
- 他社の解約違約金を最大19,000円キャッシュバックしてくれる!BroadWiMAX!
- 途中解約の違約金が安い!BIGLOBE!
の3社です。
おすすめのプロバイダ
【1位】GMOとくとくBB
実質の月額料金が最も安いプロバイダです。
14,000円のキャッシュバックがもらえ、さらに他では分割で支払うことが多い「端末代金」も無料です。
ちなみに5Gのキャッシュバックはいつまでやっているかわからないので、決まれば早めの申込みがおすすめです。
さらに、他社から乗り換えで違約金がかかる場合は、23、000円のキャッシュバックがついてきます(ただし、14,000円の通常のキャッシュバックとは併用できません)。
この場合は、通常のキャッシュバックよりも、最大9,000円もお得になります。

【2位】Broad WiMAX(ブロードワイマックス)
実質月額料金は「GMOとくとくBB」より少し高めですが、ここの特徴は、他社から乗り換えるときにかかる解約の違約金を最大19,000円キャッシュバックしてくれることです。
他社のWiMAXだけでなく、モバイルWi-Fiや光回線などもキャッシュバックの対象になります。
他社からの乗り換えを考えている人は、BroadWiMAXがおすすめです。

【3位】BIGLOBE(ビッグローブ)
BIGLOBEの特徴は、途中解約の違約金が非常に安く、1~12ヵ月目で1,100円、13ヵ月目以降は0円と、他社と比べて大幅に安くなっていることです。
「GMOとくとくBB」や「Broad WiMAX」では3年以内に解約すると10,000円以上の違約金がかかりますから、とても安いことが分かると思います。
3年も使わないかもしれない。。。という方は、解約の違約金が安い「BIGLOBE」がおすすめです。
